ハイデガー研究会・特別企画のご案内

ハイデガー研究会・特別企画『ハイデガー『哲学への寄与』解読』合評会のご案内

先頃、六名の執筆陣(鹿島徹、相楽勉、佐藤優子、関口浩、山本英輔、H. P. リーダーバッハ)による共著『ハイデガー『哲学への寄与』解読』が、平凡社から出版されました。昨年、待望の邦訳(『ハイデッガー全集第65巻 哲学への寄与論稿』、大橋良介・秋富克哉訳、創文社)成った問題作に、六人の気鋭の研究者が真っ向から挑んでいます。

ハイデガーの思索を同時代の文脈に置き入れバランスよく紹介する序論。実績あるハイデガー研究者(細川亮一、大橋良介、高田珠樹、門脇俊介)の個性あふれるコラム四篇。そしてなにより、難解で知られるこのテクストを、六つの区切りごとに平易に解説し、かつ執筆者それぞれの読みを独自に展開する主要六章。ハイデガー研究の新しい動向を予感させる盛り沢山の力作論集です。

そこで、東京のハイデガー研究会では、本書刊行を記念し、またこれをきっかけに同好の士の交流を促進すべく、下記の通り、特別企画として合評会を開催することにしました。毎月の例会を拡大して、本書ならびにハイデガーの思索に関心をもつ研究者や一般市民のかたがたに、広く参加を呼びかけたいと思います。もちろん、どなたでも参加は自由です。

六名の執筆者のうち五名は当日参加予定で、厳選した三名の特定質問者を中心に、なごやかにかつ烈しく哲学的討議を愉しみたいと思っています。みなさまお誘い合わせのうえ奮ってご参集くださいますよう、ご案内申し上げます。

                            記

日時:2006年6月24日(土)午後1時半より6時まで
場所:東洋大学白山校舎(都営三田線白山駅下車、または南北線本駒込駅下車)
6号館2階6212教室(正門入って、井上記念館左のエスカレーターでB2まで降り、地下通路を直進、6号館吹き抜けホール右手のエレベーターで2階に上がり、右手に右手にと回り込んで建物反対側に入ってください)

プログラム:
13:30-14:50 質問と討議1―-「一 ハイデガーの時代診断」(鹿島)および「二 哲学史の最後の物語」(リーダーバッハ)をめぐって
‥‥特定質問者:轟孝夫
15:05-16:25 質問と討議2―-「三 行為としての存在史的思索」(相楽)および「四 運命の時間-空間」(山本)をめぐって
‥‥特定質問者:酒井潔
16:40-18:00 質問と討議3―-「五 民族とは何か」(関口)および「六 人間が「神」と向き合う最後の可能性」(佐藤)をめぐって
‥‥特定質問者:茂牧人
以上司会:森一郎

(引き続き、近隣の店にて懇親会の予定)
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# by HeideggerAT | 2006-05-17 01:17

4月例会報告と次回予定

4月例会報告

今月は法政大学での開催となりました。

最初のプログラムは『哲学への寄与』の輪読。関口浩氏の司会で森一郎氏が訳読を担当しました。語句の意味から内容の理解まで、詳細な検討を行いました。

第二部のプログラムは齋藤元紀氏の研究報告「翻訳不可能性と真理の複数性」。発表ののち、予定時間を大幅に超過して、20:00すぎまで活発な議論が交わされました。

なお、次回例会は5月28日を予定しています。
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# by HeideggerAT | 2006-04-26 19:21

ハイデガー研究会4月例会案内

ハイデガー研究会4月例会案内(今回会場は法政大学です)

日時:4月23日(日)14時30分-18時30分。
場所:法政大学92年館大学院棟7 階702教室。

プログラム1(14:30-16:40)
『哲学への寄与』輪読会。範囲:265のp.460-465。
訳読担当:森一郎氏 司会:関口浩氏。

プログラム2(17:00-18:30)
研究報告:齋藤元紀氏「翻訳不可能性と真理の複数性」(仮題)。
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# by HeideggerAT | 2006-04-06 13:50

ハイデガー研究会3月例会報告

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例会報告
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2006年3月例会は、快晴ながらも肌寒さの残る24日、東洋大学6号館にて開催されました。

予定通り、前半は『哲学への寄与』を輪読。関口浩氏の訳読にしたがって、読解と活発な議論が交わされました。後半は山本英輔氏による研究発表「最初の原初の歴史」。予定時間を超過して、活発な質疑応答が交わされました。終了後は白山駅近くで懇親会を催しました。
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# by HeideggerAT | 2006-03-25 15:23

ハイデガー研究会3月例会案内

ハイデガー研究会3月例会案内

3月も東洋大学で開催になります。ただし前回より大きな部屋を確保しています。皆様ふるってご参加ください。

なお、新規参加希望のかたは、heideggerat[a]excite.co.jpまでご一報いただければ幸いです(お手数ですが[a]の部分を@に書き直してください)。もちろん、当日飛び入りのご参加も大歓迎です。

日時:3月24日(金)14:30-18:30.
場所:東洋大学白山校舎、6号館2階6212教室
(井上記念館左のエスカレーターでB2まで降り、地下通路を直進、6号館吹き抜けホール右手のエレベーターで2階に上がり、吹き抜けの反対側に回ってください) 

プログラム1:『哲学への寄与』輪読会(14: 30-16:40)
範囲:265(p.456-460の第一段落まで)訳読担当:関口浩氏。
プログラム2:研究報告(17:00-18:30):山本英輔氏「最初の元初の歴史」
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# by HeideggerAT | 2006-03-16 10:14

2006年2月例会報告と3月例会予定

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例会報告
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2006年2月例会は、24日あいにくの雨模様のなか、東洋大学6号館にて開催されました。たいへん近代的な建物の一室をお借りしての開催でした。

予定通り、前半は『哲学への寄与』を輪読。相楽勉氏の訳読にしたがって、活発な議論が交わされました。後半は齋藤元紀氏による研究発表「ハイデガーにおけるアリストテレス『自然学』の反復―アルケー探求をめぐって」。こちらも報告ののち、活発な質疑応答が行われました。終了後は白山駅近くで懇親会を催しました。

なお、参加希望者の利便を考慮して、今後は本BLOGにてできるかぎり早めに例会開催予定をお知らせします。正式なお知らせは、後日相楽勉氏よりメールでご連絡、また本BLOGにも掲載いたします。

なお参加希望のかたは、heideggerat[a]excite.co.jpまでご一報いただければ幸いです(お手数ですが[a]の部分を@に書き直してください)。もちろん、当日飛び入りのご参加も歓迎です。ご遠慮なく参加ください。

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次回例会予定
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日時:2006年3月24日
会場:未定

プログラム
1.『哲学への寄与』輪読(14:30-16:45)
輪読範囲:265(p.456-460)訳読担当:関口浩氏
2.研究報告(17:00-18:30)
山本英輔氏「最初の原初の歴史」(仮題)
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# by HeideggerAT | 2006-02-25 13:22

ハイデガー研究会2月例会案内

ハイデガー研究会2月例会案内

日時:2月24日(金)14時30分から18時30分まで

場所:東洋大学白山校舎6号館4階哲学第2共同研究室(井上記念館左のエスカレーターでB2まで降り、地下通路を直進、6号館吹き抜けホール右手のエレベーターで4階に上がり、右手に右手と回り込んで建物反対側に入ってください。当日会場変更の場合は掲示を出します。)

プログラム
1.『哲学への寄与』輪読(14:30-16:45)
輪読範囲:263-264(p.452-456)訳読担当:相楽勉氏
2.研究報告(17:00-18:30)
齋藤元紀氏「ハイデガーにおけるアリストテレス『自然学』の反復」(仮題)

なお、はじめてのご参加の方は、heideggerat[a]excite.co.jpまでご一報いただければ幸いです(お手数ですが[a]の部分を@に書き直してください)。

皆様、ふるってご参加ください。
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# by HeideggerAT | 2006-02-19 15:26

ハイデガー研究会とは

ハイデガー哲学に関心をもっている研究者に共同の討議の場所を提供することがハイデガー研究会の目的です。

 
1.発足のきっかけ

 ハイデガー研究会は、1995年2月、東京女子大学における第1回研究会をもって発足しました。その後、東洋大学、早稲田大学、法政大学と会場を移し、毎月一回定期的に研究会を開いています。

 ハイデガー研究者が多数所属している研究会としてはすでに実存思想協会研究がありますが、この協会とドイツ観念論研究会との共同シンポジウムが1992年以来毎年開催され、その成果の一端が1994年に論文集『ハイデガーを学ぶ人のために』(大橋良介編・世界思想社)としてまとめられました。ハイデガー研究会は、この論文集の執筆者を中心に、おもに関東在住の者が呼びかけ人となって、ハイデガー哲学、およびこれに関連する現代哲学の諸問題を共同して研究するために、またこの論文集に続くさらなる成果を生み出すために発足しました。

 この新たな成果は、2000年12月に出版された『〈対話〉に立つハイデガー』(ハイデガー研究会編・理想社)としてまとめられています。

2.現在の活動内容

研究会は、毎月一回、定期的に開催されます。
プログラム

* 13:30-15:30 『哲学の寄与』(Beitraege zur Philosophie)講読
* 16:00-18:00 研究報告

 前半が全集第65巻『哲学への寄与』の講読、そして後半が研究報告の二部構成になっています。

 講読は、ドイツ語の訳読が中心となりますが、しかしときどきの文節の内に共同の思索の種を見つけて、それを参加者それぞれの関心から討究し合うことがこの講読の面白みともなっています。

 研究報告は、ハイデガーを中心に研究発表を行い、これについて自由に討議しております。目下のところ研究会が小さいためか、大変熱心に議論しあっております。

3.会員と組織

 特別に参加資格や会則は設けていません。現在の参加登録者数は約50人を超えています。つねに参加しているメンバーは30代から40代の中堅の研究者ですが、20代の大学院生も多数参加しております。

 また、ハイデガー研究者だけではなく、ドイツ観念論や現象学を専門としている研究者、哲学の分野をこえて、社会科学や民族学などの研究者、そして一般の方も熱心に参加しています。

 固定した組織はありませんが、森一郎(東京女子大学)、相楽勉(東洋大学)、関口浩(早稲田大学)、茂牧人(青山学院大学)らが中心となって会を取りまとめています。


4.編集活動

 本研究会の成果は、2000年12月20日に出版された『〈対話〉に立つハイデッガー』(ハイデッガー研究会編・理想社)にまとめられています。
 2006年には、第二論集『ハイデッガーと思索の将来―哲学への〈寄与〉』(理想社)が刊行予定です。
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# by HeideggerAT | 2006-01-31 15:05