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「池田喬著『ハイデガー 存在と行為―『存在と時間』の解釈と展開』合評会報告

2012年2月26日、法政大学大学院棟201教室にて、ハイデガー研究会特別企画「池田喬著『ハイデガー 存在と行為―『存在と時間』の解釈と展開』合評会」が開催されました。

今回は、池田氏を囲んで、東京のハイデガー研究会の木村史人(立正大学)・古荘真敬(東京大学)・森一郎(東京女子大学)の三人の特定質問者、齋藤元紀(法政大学)の司会、そして30名を超えるフロアの参加者のみなさんが一緒になって、白熱した議論を展開しました。合評会は13:00に始まりましたが、予定の17:00を30分延長して徹底した議論が交わされました。その後市ヶ谷駅近くで開催された懇親会でも、夜遅くまで池田氏を囲んで議論は続きました。

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by HeideggerAT | 2012-02-27 15:30

3・11以後を考える「日独哲学会議」開催のお知らせ

3・11以後を考える「日独哲学会議」開催のお知らせ

 このたびハイデガー研究会では、東京ドイツ文化センターから依頼を受け、2012年3月15~18日の四日間、東京と京都のドイツ文化センターで開催される「日独哲学会議」に全面的に協力することになりました。以下のプログラムをご覧ください。(ゲーテ・インスティテュートのホームページにも、催し物案内が出ています。トップページ上の「催し物カレンダー」に入り、3月15日- の欄をクリックすると、趣旨説明とプログラムが出てきます。ドイツ語版は、右上のドイツ国旗をクリックすれば見られます。)
3・11以後いかなる思考が可能か、今日のわれわれに問われているように思います。この企画は、ハイデガーの技術論を踏まえつつ、現代における思考の可能性を、日独の両側から考え、多様に論じ合おうとする試みです。ドイツからは、ハイデガー研究等でご活躍中のペーター・トラヴニー氏をお迎えし、日本の哲学研究者と活発な対話を交わしていただく予定です。
 つきましては、このテーマにご関心をおもちの方にお知らせいただければ幸いです。会期中は、皆様お誘い合わせのうえ奮ってご参加くださいますようお願いいたします。

ドイツ文化センター(Goethe-Institut)主催
2011年3月11日以後の哲学の可能性 日独哲学会議

Möglichkeiten der Philosophie nach dem 11. 3. 2011: Beiträge aus Japan und Deutschland

協力:ハイデガー研究会 / ハイデガー・フォーラム
会期:2012年3月15日(木)、16日(金)/ 17日(土)、18日(日)
会場:東京ドイツ文化センター(15、16日)/ 京都ドイツ文化センター(17、18日)

【プログラム】
3月15日(木)19:00-22:00 一般講演会1(東京ドイツ文化会館ホール)

*一般講演会の時間は、19:00-22:00に変更になりました。
ご参加のさいはお間違えのないよう、お願いいたします。


「技術の危機と哲学」 ペーター・トラヴニー(ヴッパータール大学)
「原子力をめぐる思考の可能性」 森一郎(東京女子大学)

3月16日(金)17:00-21:00 ワークショップ1(東京ドイツ文化センター・図書館)
テーマ:「ハイデガーの科学論/技術論/労働論」
「ハイデガーとエルンスト・ユンガー」 ペーター・トラヴニー(ヴッパータール大学)
「ハイデガーの労働論」 轟孝夫(防衛大学校)
「ハイデガーとサイバネティックス」 陶久明日香(学習院大学)
「技術と芸術」 関口浩(早稲田大学)
「ハイデガーにおける知、行為、労働」 相楽勉(東洋大学)

3月17日(土)15:00-18:00 一般講演会2(京都ドイツ文化センター・ヴィラ鴨川)
「技術の危機と哲学」 ペーター・トラヴニー(ヴッパータール大学)
「3・11後の思想的可能性:哲学と日本学との間」 ハンス・ペーター・リーダーバッハ(関西学院大学)

3月18日(日)14:00-18:00 ワークショップ2(京都ドイツ文化センター・ヴィラ鴨川)
 テーマ:「ハイデガーと3・11以後の日本」
「悲劇的な暴力」 ペーター・トラヴニー(ヴッパータール大学)
「液状化した世界に住まうこと」 森秀樹(兵庫教育大学)
「もう一つの歴史の概念のために」 柿木伸之(広島市立大学)
「忘却された自然への問い」 山本與志隆(愛媛大学)
「故郷への帰還、あるいは共同性」 加藤恵介(神戸山手大学)

参加無料・事前申込不要 / 使用言語:ドイツ語と日本語(通訳付き)
お問合せ:東京ドイツ文化センター(03-3584-3201) www.goethe.de/tokyo
電子メール: yoshitsugu@tokyo.goethe.org
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by HeideggerAT | 2012-02-13 23:17

ハイデガー研究会特別企画

ハイデガー研究会特別企画
池田喬著『ハイデガー 存在と行為―『存在と時間』の解釈と展開』合評会のご案内

近年、わが国では若い世代の哲学研究者の著作が相次いで刊行されています。なかでも昨年度の注目作と言えるのが、池田喬氏の『ハイデガー 存在と行為 『存在と時間』の解釈と展開』(2011年9月創文社刊)です。池田氏は、故門脇俊介氏、ならびに榊原哲也氏のもとで研鑽を積んだハイデガー研究の俊英です。本書は、博士論文をもとにしながらも、三年の時間をかけて新たに書き直され、東日本大震災と原発事故をもくぐり抜けて世に問われた力作です。池田氏は本書で、『存在と時間』における「存在と行為」の連関を解き明かすにとどまらず、それを現代の行為論や倫理学へと接続し、他者、実在、道徳、死、幸福といった哲学の中心問題を粘り強く考え抜いています。池田氏のそうした強靭な思考は、これからの世界をいかに生きてゆくのかという私たちの喫緊の問いにとっても、必ずや力強い手がかりを与えてくれるに違いありません。

今回は、池田氏を囲んで、東京のハイデガー研究会の三人の特定質問者、そしてフロアのみなさんと一緒に刺激的でオープンな質疑応答を繰り広げる予定です。ハイデガーの哲学に関心をもつ方なら、研究者・一般市民を問わずどなたでも参加できます。お誘い合わせのうえ、奮ってご参加ください。




日時:2012年2月26日(日) 13:00‐17:00
場所:法政大学大学院棟2階201教室
(東京メトロ有楽町線・南北線市ヶ谷駅5番出口より徒歩3分、都営新宿線・JR線市ヶ谷駅下車徒歩5分。会場への行き方は、下記をご参照ください。)
http://www.hosei.ac.jp/gaiyo/campus/ichigaya/ichigaya.html

特定質問者:木村史人(立正大学)・古荘真敬(東京大学)・森一郎(東京女子大学)
司会:齋藤元紀(法政大学)

プログラム:
13:00 開会、著者挨拶
13:15- 特定質問者による質問と、著者の応答
(1)木村史人氏
(2)古荘真敬氏
(3)森一郎氏
15:00- 休憩
15:15- 全体討議
17:00 閉会(若干の延長もありえます)
18:00- 懇親会(合評会終了後、近くのお店に行く予定)
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by HeideggerAT | 2012-02-06 08:48