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ハイデガー研究会2017年3月(1)例会案内

ハイデガー研究会2017年3月(1)例会案内

日時 2017年3月5日(日) 14時~18時
場所 立正大学品川キャンパス 522教室(5号館2階)
備考 正門が開いておりませんので、正門横の「防災センター」脇より
   入校していただきますようお願い申し上げます。

1.黒ノート輪読会 14:00-16:20

担当:串田純一(早稲田大学) 司会:木村史人(立正大学)
訳読範囲:Überlegungen VI, in: GA94, No. 31(S. 435)~36(S. 441)

2.研究発表   16:30-18:00
担当:神谷健(早稲田大学)

「前期ハイデガーにおける言語に関わる幾つかの概念について」(仮) 

*3月は26日(日)にも例会を開催いたします。詳細は後日ご連絡いたしますのでどうぞ宜しくお願い申し上げます。

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# by HeideggerAT | 2017-02-16 12:10

ハイデガー研究会2017年1月例会報告

 2017年1月29日(日)に立正大学品川キャンパス311教室で行われたハイデガー研究会1月例会には、学部生にも参加していただけるなど、盛会となりました。その模様をご報告いたします。
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 「黒ノート」(金成祐人氏訳)検討会では、ÜberlegungenⅥの11から19までが、木村史人氏によって検討されました。この箇所で主にハイデガーは、政治的なものと支配や奉仕との関係、近代の学問が「成果」や「名声」を求めることや、歴史の没落と作為機構や中国主義の関係を史学は見て取らないこと、存在の震えとしての時間性などなどについて言及していました。「政治的意志」が肯定的に用いられているのか、否定的に用いられているのかという点や、また「中国主義」とは何か(シェペングラーがこのような言い方をしているとのことです)などが、特に議論となりました。
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 続いて、フィガールの論文「アリストテレス主義者としてのハイデガー」(串田純一氏訳)の後半部分(3と4)が検討されました。フィガールは3.でまず、ハイデガーがアリストテレスへと向かうことによって、「存在とは何を言うのか」という問いの手がかりを見いだしことを、その「実践的真理」を強調しながら、『存在と時間』における基礎存在論の構想などとの関係で指摘しています。4.では、まず1935年講義『形而上学入門』でのピュシス概念が、ナトルプ報告や1931/32年講義『真理の本質について』などとの連関を解きほぐしながら取り上げられ、「自分自身から生い育つもの」としてのビュシスへの着目によって、存在者の存在の現象性格が現存在からではなく、自分自身からの生起、運動として捉えられるようになることが裏付けられました。さらに、「ピュシスの本質と概念について」(1939年)における『自然学』β巻第一章の解釈に主題的に言及することで、「ギリシア人たちの偉大な原初および西洋哲学の第一の原初の残響」であるとともに「「自然」のその後のあらゆる本質的語義を担い導くピュシス解釈」の原点でもあるという、アリストテレスの哲学のヤヌス的性格が指摘されました。本論考全体を通じて、アリストテレスの存在論へと接近し、「存在そのもの」(オン・ヘー・オン)への問いを現象学的に再定式化したという意味で、ハイデガーが「アリストテレス主義者」あることを、フィガールは時代毎に具に追跡していたといえます。言い換えれば、存在を「現れ(Erscheinung)」として見出す存在論的現象学の「最初の元初」がアリストテレスであり、「アリストテレス主義者」としてのハイデガーはその「第二の元初」として鏡像的に対応していることが示されました。 
 プログラムの休憩時間には、2017年度ハイデガー研究会年次計画について議論され、翻訳書の刊行スケジュールや、『存在と時間』刊行90周年を飾る企画について、提案、検討が行われました。
 次回ハイデガー研究会例会は、3月5日、3月26日に開催予定です。ぜひご参集ください。

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# by HeideggerAT | 2017-02-15 10:13

ハイデガー研究会2017年1月例会案内

ハイデガー研究会2017年1月例会案内

日時 1月29日(日) 14時~18時
場所 立正大学品川キャンパス 311教室(3号館一階)
備考 前回と同じ教室です。なお、今回は正門が開いておりませんので、
   正門横の「防災センター」脇より入校していただきますようお願い申し上げます。


1.黒ノート輪読会 14:00-15:50

担当:木村史人(立正大学) 司会:渡辺和典(学習院大学)
訳読範囲:Überlegungen VI, in: GA94, No. 20(S. 430)~30(S. 435)

2.翻訳発表   16:00-18:00
担当:串田純一(早稲田大学)
Heidegger als Aristoteliker, in: Günter Figal, Zu Heidegger : Antworten und Fragen, Heidegger Forum Bd. 1, Frankfurt a. M., 2009. S. 67-81

※翻訳プロジェクト参加者の方はできるだけご出席いただきますよう、お願い申し上げます。


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# by HeideggerAT | 2017-01-07 20:58

クリストフ・ペラン「形而上学の変更=変奏」『思想』2017年1月号掲載のお知らせ

本年2016年4月30日に、青山学院大学総合文化政策学会主催・ハイデガー研究会共催で開催された、クリストフ・ペラン氏講演会「形而上学の変更=変奏 ――ハイデガー再読・結び直し(一九二九年、一九四三年、一九四九年)――」の講演原稿が、茂牧人[解題]、川口茂雄[訳]にて、岩波書店『思想』2017年1月号(no.1113)に掲載されました。ご一読いただければ幸いです。

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# by HeideggerAT | 2016-12-25 13:59

ハイデガー研究会2016年12月例会報告

 2016年12月18日(日)に立正大学品川キャンパス311教室で行われたハイデガー研究会12月例会の模様をご報告いたします。
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 「黒ノート」(金成氏訳)検討会では、ÜberlegungenⅥの11から19までが、渡辺和典氏によって検討されました。この箇所で主にハイデガーが言及しているのは、第一の原初とその進展としての存在忘却(ニヒリズム)から、いかにして別の原初への移行が生起するのかという問題であり、このことが、現代における技術の支配と存在棄却との関連や、ヘルダーリンの詩作の役割、神々の逃走といった諸テーマから照明されていました。
 続いて、ハイデガーにおける独特の翻訳概念の使用と、それを用いざるをえなかった存在の経験の言い難さについて考察した、フィガールの論文「存在の経験と翻訳」(木村史人氏訳)検討会が行われました。同論文でフィガールは、翻訳とは単に外国語を自国語へ、自国語を外国語へと移し置く(übersetzen)ことではなく、むしろ自国語でテキストを読む際にも翻訳は行われているのであり、その際異他的なものへの「移し置き」と固有なものへの「こちらへの移し置き」とが共働し、その働きのなかにこそ「存在」が見出されることを指摘しました。

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 最後にフィガールの論文「アリストテレス主義者としてのハイデガー」(串田純一氏訳)の前半部分(1と2)が検討されました。同論文でフィガールは、ハイデガーのアリストテレスとの関わりを、彼の思想の黎明期から丹念に追跡し、特に1920年に入って後のアリストテレスへの急激な傾倒に着目しています。「生と歴史」の問題へと入っていくための「範例」として、当初は原始キリスト教的生が考えられていましたが、そこへと入っていくことの困難さのために、同じ時間的構造を持つ実践的理性(プロネーシス)が、その位置を占めるようになったことが指摘されました。
 次回、新年最初のハイデガー研究会1月例会では、論文「アリストテレス主義者としてのハイデガー」の後半部分が検討される予定です。ご関心のある方は、ぜひご参集ください。

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# by HeideggerAT | 2016-12-25 13:56

ハイデガー研究会2016年12月例会案内

ハイデガー研究会2016年12月例会案内

日時 2016年12月18日(日) 13時~18時
場所 立正大学品川キャンパス 311教室(3号館1階)
備考 当日は、正門が空いています。

1.黒ノート輪読会 13:00-14:10

担当:渡辺和典(学習院大学) 司会:陶久明日香(成城大学)
訳読範囲:Überlegungen VI, in: GA94, No. 11(S. 426)~19(S. 430)

2.翻訳発表1   14:20-16:05
担当:木村史人(立正大学)
Seinserfahrung und Übersetzung. Hermeneutische Überlegungen zu Heidegger, in: Günter Figal, Zu Heidegger : Antworten und Fragen (Heidegger Forum Bd. 1), Frankfurt a. M., 2009. S. 173-184

3.翻訳発表2   16:15-18:00
担当:串田純一(早稲田大学)
Heidegger als Aristoteliker, in: Günter Figal, Zu Heidegger : Antworten und Fragen (Heidegger Forum Bd. 1), Frankfurt a. M., 2009. S. 55-81

※翻訳プロジェクト参加者の方はできるだけご出席いただきますよう、お願い申し上げます。

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# by HeideggerAT | 2016-11-30 22:53

ハイデガー研究会2016年11月例会報告

2016年11月13日(日)に、立正大学品川キャンパスで行われた、ハイデガー研究会11月例会について報告します。

今回は、前半は『黒ノート』(ハイデガー全集94巻)の輪読会(担当、陶久明日香氏)、後半は、川端愛氏による研究発表「がんの治療のラストラインを迎えた患者さんの語り」でした。

前半の『黒ノート』輪読会は、今回より金成祐人氏の下訳をもとに、ÜberlegungenⅥからのスタートとなりました。今回の箇所では、用語上の問題としては、WesenやAbgründeをどう訳すのか、内容的には、「神々からの解放」と「偶像」との関係、民族の「空間」と「場所Platz」との相違、「古典主義」や「歴史主義」への批判的言及などが、議論されました。特に、カントの『判断力批判』を示唆するような「嗜好Geschmack」と「美しさ」との関係性などについて、検討されました。
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後半の川端愛氏による研究発表「がんの治療のラストラインを迎えた患者さんの語り」では、セカンドライン(がんが再発転移し治療を始めた段階)の患者さんへのインタビューの分析において、『存在と時間』におけるハイデガーの現存在分析、特に「死」や「共存在」の分析が有益であることが指摘されました。インタビューの中では、病気を受動的に引き受ける際は「我々」と語っていたのに、病気へと能動的に向かっていく際には「私」として語られるという一人称の問題、本能的な決定とそれを振り返ることとの関係、死を見つめたうえで「物・道具」との関わり方が変わっていくことなどが指摘され、それらがハイデガーの思想とどう結びつくのか/つかないのかについて、議論が盛り上がりました。

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次回のハイデガー研究会例会は12月18日(日)を予定しております。ぜひご参集ください。

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# by HeideggerAT | 2016-11-30 22:48

ハイデガー研究会2016年11月例会案内

ハイデガー研究会 11月例会案内

日時 11月13日(日) 14時~18時
場所 立正大学品川キャンパス 932教室(9号館3階)
備考 9号館1階は施錠されているとのことですので、地図を確認の上、地下1階入口よりお入りください。

1.黒ノート輪読会 14:00-16:00
担当:陶久明日香(成城大学) 司会:齋藤元紀(高千穂大学)
訳読範囲:Überlegungen VI, in: GA94, Nr. 1(S. 420)-Nr. 10(S. 425)

2.研究発表 16:15-18:00
担当:川端愛(聖路加国際大学)
『治療のラストラインを迎えた、がん患者さんの語りの分析』


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# by HeideggerAT | 2016-11-04 00:45

ハイデガー研究会10月例会案内

ハイデガー研究会 10月例会案内

日時:2016年10月23日(日) 13時-18時
立正大学品川キャンパス9号館932教室
(9号館は少々わかりにくい位置にございます。以下の地図にて場所をご確認ください)
http://www.ris.ac.jp/access/shinagawa/index.html
http://www.ris.ac.jp/introduction/outline_of_university/introduction/shinagawa_campus.html

1.黒ノート輪読会 13:00-14:50
担当:齋藤元紀(高千穂大学)   司会:陶久明日香(成城大学)
訳読範囲:Überlegungen und Winke III, in: GA94, Nr. 105(S. 157)-Nr. 114(S. 162)

2.研究発表(1) 15:00-16:25
担当:丸山文隆 (東京大学)
ハイデッガー『存在と時間』における「地平的図式」について

3.研究発表(2) 16:35-18:00
担当:金成祐人 (慶應義塾大学)
「世界とは何か」を問う三つの道—形而上学期のハイデガーの世界概念

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# by HeideggerAT | 2016-09-24 12:35

ハイデガー研究会特別編「ハイデガー・フォーラムプレ発表会」2016/9/1開催案内

下記のとおり、ハイデガー研究会ではハイデガー・フォーラム(9/10-11・名古屋大学)の開催に先立ち、特別編として恒例のプレ発表会を開催いたします。
フォーラムで発表予定の若手2名が登壇いたします。どうぞ奮ってご参加ください。
なお、会場は下記のとおり立教大学6号館6205教室となっております。お間違えのないようご注意ください。

ハイデガー研究会特別編
ハイデガー・フォーラムプレ発表会

日時:2016年9月1日(木)14:00-18:00
会場:立教大学6号館6205教室
http://vc.rikkyo.ac.jp/facilities/ikebukuro/campusmap.html
発表1:14:00-16:00 瀧将之 (東京大学)「芸術作品における真理の問題」
発表2:16:00-18:00 小平健太 (立教大学)「解釈学的経験の普遍的位相――芸術の思索と言語性」

ハイデガー・フォーラムのウェブサイトは以下。

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# by HeideggerAT | 2016-08-19 20:01