ハイデガー研究会2016年12月例会案内

ハイデガー研究会2016年12月例会案内

日時 2016年12月18日(日) 13時~18時
場所 立正大学品川キャンパス 311教室(3号館1階)
備考 当日は、正門が空いています。

1.黒ノート輪読会 13:00-14:10

担当:渡辺和典(学習院大学) 司会:陶久明日香(成城大学)
訳読範囲:Überlegungen VI, in: GA94, No. 11(S. 426)~19(S. 430)

2.翻訳発表1   14:20-16:05
担当:木村史人(立正大学)
Seinserfahrung und Übersetzung. Hermeneutische Überlegungen zu Heidegger, in: Günter Figal, Zu Heidegger : Antworten und Fragen (Heidegger Forum Bd. 1), Frankfurt a. M., 2009. S. 173-184

3.翻訳発表2   16:15-18:00
担当:串田純一(早稲田大学)
Heidegger als Aristoteliker, in: Günter Figal, Zu Heidegger : Antworten und Fragen (Heidegger Forum Bd. 1), Frankfurt a. M., 2009. S. 55-81

※翻訳プロジェクト参加者の方はできるだけご出席いただきますよう、お願い申し上げます。

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# by HeideggerAT | 2016-11-30 22:53

ハイデガー研究会2016年11月例会報告

2016年11月13日(日)に、立正大学品川キャンパスで行われた、ハイデガー研究会11月例会について報告します。

今回は、前半は『黒ノート』(ハイデガー全集94巻)の輪読会(担当、陶久明日香氏)、後半は、川端愛氏による研究発表「がんの治療のラストラインを迎えた患者さんの語り」でした。

前半の『黒ノート』輪読会は、今回より金成祐人氏の下訳をもとに、ÜberlegungenⅥからのスタートとなりました。今回の箇所では、用語上の問題としては、WesenやAbgründeをどう訳すのか、内容的には、「神々からの解放」と「偶像」との関係、民族の「空間」と「場所Platz」との相違、「古典主義」や「歴史主義」への批判的言及などが、議論されました。特に、カントの『判断力批判』を示唆するような「嗜好Geschmack」と「美しさ」との関係性などについて、検討されました。
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後半の川端愛氏による研究発表「がんの治療のラストラインを迎えた患者さんの語り」では、セカンドライン(がんが再発転移し治療を始めた段階)の患者さんへのインタビューの分析において、『存在と時間』におけるハイデガーの現存在分析、特に「死」や「共存在」の分析が有益であることが指摘されました。インタビューの中では、病気を受動的に引き受ける際は「我々」と語っていたのに、病気へと能動的に向かっていく際には「私」として語られるという一人称の問題、本能的な決定とそれを振り返ることとの関係、死を見つめたうえで「物・道具」との関わり方が変わっていくことなどが指摘され、それらがハイデガーの思想とどう結びつくのか/つかないのかについて、議論が盛り上がりました。

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次回のハイデガー研究会例会は12月18日(日)を予定しております。ぜひご参集ください。

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# by HeideggerAT | 2016-11-30 22:48

ハイデガー研究会2016年11月例会案内

ハイデガー研究会 11月例会案内

日時 11月13日(日) 14時~18時
場所 立正大学品川キャンパス 932教室(9号館3階)
備考 9号館1階は施錠されているとのことですので、地図を確認の上、地下1階入口よりお入りください。

1.黒ノート輪読会 14:00-16:00
担当:陶久明日香(成城大学) 司会:齋藤元紀(高千穂大学)
訳読範囲:Überlegungen VI, in: GA94, Nr. 1(S. 420)-Nr. 10(S. 425)

2.研究発表 16:15-18:00
担当:川端愛(聖路加国際大学)
『治療のラストラインを迎えた、がん患者さんの語りの分析』


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# by HeideggerAT | 2016-11-04 00:45

ハイデガー研究会10月例会案内

ハイデガー研究会 10月例会案内

日時:2016年10月23日(日) 13時-18時
立正大学品川キャンパス9号館932教室
(9号館は少々わかりにくい位置にございます。以下の地図にて場所をご確認ください)
http://www.ris.ac.jp/access/shinagawa/index.html
http://www.ris.ac.jp/introduction/outline_of_university/introduction/shinagawa_campus.html

1.黒ノート輪読会 13:00-14:50
担当:齋藤元紀(高千穂大学)   司会:陶久明日香(成城大学)
訳読範囲:Überlegungen und Winke III, in: GA94, Nr. 105(S. 157)-Nr. 114(S. 162)

2.研究発表(1) 15:00-16:25
担当:丸山文隆 (東京大学)
ハイデッガー『存在と時間』における「地平的図式」について

3.研究発表(2) 16:35-18:00
担当:金成祐人 (慶應義塾大学)
「世界とは何か」を問う三つの道—形而上学期のハイデガーの世界概念

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# by HeideggerAT | 2016-09-24 12:35

ハイデガー研究会特別編「ハイデガー・フォーラムプレ発表会」2016/9/1開催案内

下記のとおり、ハイデガー研究会ではハイデガー・フォーラム(9/10-11・名古屋大学)の開催に先立ち、特別編として恒例のプレ発表会を開催いたします。
フォーラムで発表予定の若手2名が登壇いたします。どうぞ奮ってご参加ください。
なお、会場は下記のとおり立教大学6号館6205教室となっております。お間違えのないようご注意ください。

ハイデガー研究会特別編
ハイデガー・フォーラムプレ発表会

日時:2016年9月1日(木)14:00-18:00
会場:立教大学6号館6205教室
http://vc.rikkyo.ac.jp/facilities/ikebukuro/campusmap.html
発表1:14:00-16:00 瀧将之 (東京大学)「芸術作品における真理の問題」
発表2:16:00-18:00 小平健太 (立教大学)「解釈学的経験の普遍的位相――芸術の思索と言語性」

ハイデガー・フォーラムのウェブサイトは以下。

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# by HeideggerAT | 2016-08-19 20:01

ハイデガー研×脱構築研共催シンポジウム「動物をめぐる形而上学的思考の行方―ハイデガーとデリダ」報告

 去る2016年7月31日(日)、立正大学品川キャンパスにてハイデガー研究会×脱構築研究会共催シンポジウム「動物をめぐる形而上学的思考の行方―ハイデガーとデリダ」が開催されました。
 シンポジウムでは、ハイデガーの1929/30年冬学期講義『形而上学の根本諸概念』およびデリダの『動物を追う、ゆえに私は(動物で)ある』、『獣と主権者Ⅱ』を中心に、活発な議論が展開されました。
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 まず齋藤元紀氏(高千穂大学)の提題「精神と動物について―ハイデガーとデリダ」では、しばしば別々に論じられることも多い『形而上学の根本諸概念』の前半の退屈論と後半の動物論とが「哲学知」や「ロゴス」を蝶番とすることで密接に連関していることが示されました。さらに、ロゴスが必然的に隠蔽性を孕まざるをえないこと、そして現存在を引き受けないこと、非-現存在たること、「生まれないこと」に、隠蔽性の克服の可能性があることが指摘されることで、現存在の世界に乏しい者としての動物の存在論的地位が肯定的に捉え直されました。
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 続いて、宮崎裕助氏(新潟大学)の提題「人間/動物のリミトロフィー―ジャック・デリダによるハイデガーの動物論講義」では、まず、ハイデガーの『形而上学の根本諸概念』における動物論を精査することをつうじて、人間と動物との差・区別について考察されました。一見すると、人間のほうが多様な可能性が開かれているという点で優れているように思われますが、宮崎氏の提題では、「世界が貧しい」ゆえにこそ、動物は「本質的な震撼」としての豊かさを得られることが指摘されました。その上で、宮崎氏は、デリダの痕跡などの概念を踏まえることで、そもそも人間と動物とを区別すること自体を問いに付し、単線的な区別を複線化・脱線化するリミトロフィーの可能性を提示しました。
 休憩を挟んで行われた西山達也氏とのセッションでは、齋藤氏の提題におけるロゴスの身分や「曖昧さ=二重性」などについての疑問が、また川口茂雄氏とのセッションでは、日本人とヨーロッパ人では動物観とがそもそも相違しているのではないかという問題意識から、日本人の動物観の捉え直しの必要性などが提起されました。
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 フロアとの質疑応答では、ライプニッツのモナドとの関係、動物と人間との境界線が曖昧となったあとの倫理や法律のあり方、「として構造」と存在了解との関係等、活発な議論が展開されました。議論の熱気は、シンポジウム後の懇親会にも引き継がれたようです。
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# by HeideggerAT | 2016-08-05 10:55

ハイデガー研究会7月例会案内

ハイデガー研究会7月例会案内

日時:2016年7月31日(日) 12時-13時45分
立正大学品川キャンパス5号館521教室(*当日は正門よりご入場下さい)
http://www.ris.ac.jp/access/shinagawa/index.html
http://www.ris.ac.jp/introduction/outline_of_university/introduction/shinagawa_campus.html

今回はこの例会に引き続き、下記のとおりハイデガー研究会・脱構築研究会共催シンポジウムが
開催されるため、例会は「黒ノート輪読会」のみとなります。

*黒ノート輪読会 12:00-13:45

担当:森正樹   司会:山下智弘(慶應義塾大学)
訳読範囲:Überlegungen und Winke III, in: GA94, Nr.98(S. 154)-Nr. 104(S. 156)

*ハイデガー研究会×脱構築研究会共催シンポジウム
「動物をめぐる形而上学的思考の行方――ハイデガーとデリダ」14:00-17:30
入場無料・予約不要

ハイデガーの1929/30年冬学期講義『形而上学の根本諸概念 世界-有限性-孤独』は、1983年の公刊以来、わけてもその独特な「動物論」によって多くの論者の注目を集めてきた。なかでもこの動物の問題に正面から対決を試みた者として、デリダの名前を挙げないわけにはいかないだろう。『精神について』(1987年)をはじめ、『動物を追う、ゆえに私は(動物で)ある』(2006年)、そしてセミネール『獣と主権者Ⅰ・Ⅱ』(2008、2010年)と、晩年に至るまでデリダはハイデガーにおける動物の問題を繰り返し論じ続けた。動物をめぐる形而上学的思考は、いまどこへ向かおうとしているのか。今回のシンポジウムでは、ハイデガー研究とデリダ研究双方の視角からハイデガーの動物論を読み解き、徹底した議論を交わすことにより、その意義と制限を明らかにすることを目指す。

プログラム
14:00-14:45 提題1:齋藤元紀(高千穂大学)
14:45-15:30 提題2:宮﨑裕助(新潟大学)
15:30-15:40 休憩
15:40-16:10 セッション1:西山達也(西南学院大学)
16:10-16:40 セッション2:川口茂雄(甲南大学)
16:40-17:30 オープンセッション
司会: 瀧将之(東京女子大学)

http://heidegger.exblog.jp/25362541/

なお、前日の2016年 7月30日(土)13.00より、東京大学(駒場)18号館4階コラボレーションルーム1にて、脱構築研究会主催ワークショップ「ジャック・デリダ『獣と主権者 II』を読む」も開催されます。入場無料、事前予約不要です。こちらもどうぞご参加ください。
http://www.comp.tmu.ac.jp/decon/
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# by HeideggerAT | 2016-07-04 22:34

シンポジウム「動物をめぐる形而上学的思考の行方――ハイデガーとデリダ」

ハイデガー研究会×脱構築研究会共催シンポジウム
「動物をめぐる形而上学的思考の行方――ハイデガーとデリダ」

2016年7月31日(日)14:00-17:30 
立正大学品川キャンパス5号館521教室(*当日は正門よりご入場下さい)
入場無料・予約不要

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ハイデガーの1929/30年冬学期講義『形而上学の根本諸概念 世界-有限性-孤独』は、1983年の公刊以来、わけてもその独特な「動物論」によって多くの論者の注目を集めてきた。なかでもこの動物の問題に正面から対決を試みた者として、デリダの名前を挙げないわけにはいかないだろう。『精神について』(1987年)をはじめ、『動物を追う、ゆえに私は(動物で)ある』(2006年)、そしてセミネール『獣と主権者Ⅰ・Ⅱ』(2008、2010年)と、晩年に至るまでデリダはハイデガーにおける動物の問題を繰り返し論じ続けた。動物をめぐる形而上学的思考は、いまどこへ向かおうとしているのか。今回のシンポジウムでは、ハイデガー研究とデリダ研究双方の視角からハイデガーの動物論を読み解き、徹底した議論を交わすことにより、その意義と制限を明らかにすることを目指す。

プログラム
14:00-14:45 提題1:齋藤元紀(高千穂大学)
14:45-15:30 提題2:宮﨑裕助(新潟大学)
15:30-15:40 休憩
15:40-16:10 セッション1:西山達也(西南学院大学)
16:10-16:40 セッション2:川口茂雄(甲南大学)
16:40-17:30 オープンセッション
司会: 瀧将之(東京女子大学)

ポスターダウンロードはこちら

なお、当日は同会場で12:00より『黒ノート』輪読会も開催予定です。ぜひそちらにもご参加ください。
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# by HeideggerAT | 2016-06-22 20:13

ハイデガー研究会2016年6月例会案内

ハイデガー研究会 6月例会
日時:2016年6月19日(日)13時~18時
立正大学品川キャンパス3号館311教室
http://www.ris.ac.jp/access/shinagawa/index.html
http://www.ris.ac.jp/introduction/outline_of_university/introduction/shinagawa_campus.html

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お越しいただける方へ

当日は、他学会開催のため、正門、山手通り門ともに開いております。
そのため、前々回、前回のように、「防災センター」脇からお入りいただく必要はございません。
よろしくお願いいたします。
  立正大学 木村史人
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1.翻訳発表 
担当:景山洋平(東京大学) 13:00-14:45
Verwindung der Metaphysik. Heidegger und das metaphysische Denken,
in: Günter Figal, Zu Heidegger : Antworten und Fragen, Heidegger Forum Bd. 1,
Frankfurt a. M., 2009. S. 185-204

2.研究発表
担当:上田圭委子(首都大学東京) 14:50-16:20
「エディット・シュタインによるハイデガー『存在と時間』における
現存在分析の妥当性への問い-その射程と意義について-」

3.研究発表
担当:金成祐人(慶應義塾大学) 16:30-18:00
「自然の独立性—前期ハイデガーにおける自然概念再考—」
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# by HeideggerAT | 2016-06-08 00:39

ハイデガー研究会2016年5月例会案内

ハイデガー研究会 5月例会

日時: 2016年5月29日(日) 13時~18時
立正大学品川キャンパス5号館512教室

http://www.ris.ac.jp/access/shinagawa/index.html
http://www.ris.ac.jp/introduction/outline_of_university/introduction/shinagawa_campus.html

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お越しいただける方へ

当日は大学の門が閉まっているため、
正門脇の「防災センター」からお入りください。
 (正門は、山手通りに面した門ではなく、大崎警察署の隣の坂をのぼった門となります)

「防災センター」で来校の目的を尋ねられましたら、「ハイデガー研究会」で来たとお伝えし、お通りください。
「防災センター」右脇の坂を上っていただき、突き当りが5号館となります。
ご面倒をおかけしてしまい、大変恐縮ではございますが、ご配慮のほど何卒よろしくお願い申し上げます。
            立正大学 木村史人
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1.研究発表
 担当:陶久明日香(成城大学) 13:00-14:30
“Heidegger and Patčhka on the possibility of sharing experience of meaninglessness of the world (仮)”

2.研究発表
 担当:木村史人(立正大学)14:40-16:10
「活動する者としての現存在――ハイデガーとアーレント--」

3.黒ノート輪読会 16:20-18:00
 担当:山下智弘(慶應義塾大学)   司会: 上田圭委子(首都大学東京)
訳読範囲:Überlegungen und Winke III, in: GA94, Nr.88(S. 148)-Nr. 97(S. 153)
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# by HeideggerAT | 2016-05-09 01:28